「学齢期までを見据えた子ども・子育て支援」に取り組んでいます。
保育所待機児童問題を契機に、保育所定員を大幅に増やしてきた年齢層がまもなく学齢期を迎えます。そうした中で就学前の保育所と学齢期の児童クラブは残念ながら、地域において両者の連携が十分にないのが現状です。
今後、石巻地域の子どもが豊かに育っていけるよう、就学前の保育所等学齢期の児童クラブ、地域社会、市町村が連携した実践を構築していく一助としてお役に立てるよう取り組んで参ります。
特定非営利活動法人
乳幼児保育園ミルク
理事長 相原かよみ
当法人は、主に石巻市、女川町、東松島市及び登米市に居住する乳幼児及びその保護者に対して、
乳幼児の保育、保護者に対する教育啓発に関する事業を行い、子供の健全育成に寄与することを目的とする。
当法人は、上記の目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動を行う。
子どもの健全育成を図る活動。
当法人は、上記の目的を達成するため、次の特定非営利活動に係る事業を行う。
乳幼児保育園ミルクの設置及び運営
乳幼児と高齢者のふれあい事業
保護者教育啓発事業
病児保育事業
放課後児童健全育成事業
活動経緯・趣旨
わが国における保育園入所待機児童の数は平成25年10月現在で44,118人(厚生労働省調べ)で
あります。また石巻市における平成28年12月現在の保育所入所待機児童数は260人であり、
このことは震災後自ら職を得て生活再建をしようとする保護者世代の悩みの種でもあります。
そこで私たちは待機児童を減らし、被災地で生活し働く子育て世代の負担を軽減すべく、
NPO法人格を所得し、特定非営利活動法人乳幼児保育園ミルクを設立し、石巻市、東松島市を中心として保育サービスを提供することといたしました。
私たちは、平成7年より保育園あいはらとして、認可外保育園を設立運営しており、
多くの乳幼児を世に送り出してきました。東日本大震災発生時には、園舎は浸水したものの、
自力で再建を果たし、現在に至っております。
このたび、20年以上培ってきた保育サービスのノウハウを活かし、同じ震災後の生活再建に悩む
被災者と乳幼児に寄り添う活動を展開することで、子供の福祉の増進を図ってまいります。